ひじきアメリカへ行く

アメリカの田舎で研究をするブログ

ひじき、見送られる

先週はひたすら送別会と移動でした。

ラボの人に見送られ、研究所の研究仲間たちに見送られ、
大学からの友達に見送られ、前のラボの人に見送られ。

 

研究者みたいに居場所を変え続ける職業にとって、
人同士の繋がりを保っていくのは大切だなぁと思うこの頃です。
セミナーに呼んでもらえたり推薦状を書いてもらえたりに限らず、
ちょっとした交流や会話から情報が行き来したり、

親しい人が論文を出せばそれに刺激を受けたり。

 

SNSで近況報告しやすいのはいい時代ですね。

アメリカに行けばまた交流が広がっていくのかなぁ。

ひじき、ビザを取りに行く

昨日は妻と一緒に米国大使館に行ってきました。

必要書類はいろんなブログに書いてある通りのものを揃えて、
あとは向こうのラボの給料オファーメールだとか、
婚姻証明書&自作の英訳を添えつつ。

初めて大使館に行きましたが、前の歩道を通るだけで要件を聞かれたり、
たくさんの警察官外にいたりと、さすがの厳重な雰囲気でした。
3月中旬ということですごく混雑していましたが、
大使館に着いてから1時間半ぐらいで全部が終わったのでスムーズでした。

荷物検査2回をパスすると、中は病院の待合のような雰囲気。
書類の受付→しばし待機→指紋採取→カウンターで面接
てっきり部屋に通されて物々しく面接だと思っていたら、
切符を売るような窓口に立っての面接でした。

「日本では何をしているの?」→科学者です

「アメリカでの滞在費は向こうのラボが出してくれるの?」→そうです

「結婚して何年?」→1年ぐらい

「オーケー、受理されたよ。1週間ぐらいで届くからね」

以上おわり。妻は何も質問されず。

これでいいのか?とも思いましたが、国同士の信頼のおかげでしょうか。
カウンターの人はほとんど日本語もできるようで、
だいたいの人が日本語で戦っていました。

 

追記:
火曜日に面接に行って、土曜日にはビザが郵送されてきました。早い!

 

国際免許証と車の話

メイン州バーハーバーはどうにも車社会らしく、

引っ越してすぐに車を買わないとどこへも行けない、そもそも島から出られない。

そんなわけでとりあえずは国際免許証を発行してもらいました。

 

市役所で手続きしておいたのを取りに行くだけですが、

写真を取ってもらって書類を書くだけなので、とても簡単でした。

こんなことで免許がもらえるんだから有り難いことです。

 

最近は4月から行くラボのボス&メンバーと車の相談をしています。

せっかくアメリカに行くんだから、フォードやらシボレーやらのアメ車に乗りたい!

なんて言ってみたら必死で説得されました。トヨタかスバルにしなさいと。

壊れない四駆のSUVがいいよと。だからスバルがいいんだよと。

現地を画像検索する限り冬は雪に閉ざされるようで、

極寒の林道で立ち往生すると死の危険がありそうです。

 

アメ車乗りたかったな…

はじめに

アメリカはメイン州のバーハーバーというところにある、

The Jackson Laboratoryというマウスの研究所。

2018年の4月からそこで研究をすることになったので、

日記がてらに情報を発信してみようと思いました。

長く続くといいなぁ。

 

著者について:

ポスドク

専門は遺伝学と発生生物学

マウスを材料に遺伝学やゲノム科学の分野で研究

ひじきの煮物が好き